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スマートマルチセンサー「Aqara FP300」を自然に設置するための専用ブラケット製作事例
今回は、Aqara FP300を室内の雰囲気を崩さずに設置するため、専用ブラケットを製作した事例のご紹介です。
Aqara FP300は、温湿度・照度・赤外線センサーとミリ波センサーによる在室検知が可能なスマートホーム向けデバイスで、壁面または天井面への設置を前提に設計されています。
標準的な取付方法であれば問題なく設置できますが、今回の現場では少し異なる条件がありました。
■ 設置条件
できるだけ機器を目立たせず、室内の見た目に違和感なく納めたいというご要望があり、天井付近の限られた「ふところ」部分へ設置する必要がありました。
この位置にそのまま取り付けようとすると、
- 取付面の寸法が不足する
- 本体の向きが不自然になる
- 既製の金具では美しく固定できない
といった問題があり、標準取付では対応が難しい状況でした。
■ 標準取付では対応できない理由
FP300は壁面・天井面へ直接固定することを前提とした構造のため、
今回のような「奥まった位置」や「下地条件が限定される場所」では、既製の取付部材では寸法・角度ともに適合しません。
無理に取り付けると、
- 見た目の違和感
- 不安定な固定
- 周囲の建材との干渉
といった問題が生じる可能性があります。
■ 専用ブラケットの製作
そこで今回、設置位置の寸法と必要な角度に合わせて、FP300専用のブラケットを設計・製作しました。
3Dプリントにより製作することで、
- 限られたスペースに合わせた形状調整
- 本体を自然な向きで固定
- 周囲と干渉しないクリアランス確保
- 現場寸法に合わせた個別対応
といった柔軟な対応が可能になります。

■ 設置後の納まり
実際の設置では、天井際のスペースへ無理なく収まり、室内から見ても違和感のない自然な仕上がりとなりました。

スマートホーム機器は機能面に注目されがちですが、実際の住環境では「いかに自然に設置できるか」も重要なポイントになります。
■ 現場条件に合わせた対応も行っています
現場ごとに条件は異なりますが、
- 既製金具では対応できない
- 設置したい位置に制約がある
- 見た目を崩さず機器を納めたい
といった場合でも、今回のように取付部材を工夫することで対応できるケースがあります。
当社では、機器をただ設置するだけでなく、住まいの中に無理なく組み込むことも大切に考えています。
今後もこうした設置事例を少しずつご紹介していきます。










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